IoTの力で美味しい苺つくりをサポート

2016年6月3日に開催されるAWSサミットにIoTで美味しい苺を作るというテーマで登壇します。
プロジェクトに参加している村田農園さんは、銀座千疋屋や高級ホテルなどに苺を卸している国内最高レベルの品質を誇る苺農家です。

村田農園さんが使用しているのはJA等で購入できる「とちおとめ」の苗です。
普通の苗を手間暇かけて育てることで、名だたる顧客を満足させる高品質の苺を作り上げています。
一般的な苺との品質の差は職人的な栽培ノウハウによって生まれています。

このノウハウに基づく農作業には膨大な手間がかかっています。
日々の天候の些細な変化に気を使い、たくさんの作業が行われています。また荒天時の緊急対応も必要です。
いわば24時間365日の運用保守をしている「割に合わない仕事」となっているのが現状です。

収益、ワークライフバランス、後継者問題といった「きつくて儲からない」という農家の問題からの脱却を狙い、IoTで問題を解決しようというのがプロジェクトの目的です。
アプローチ方法は、機械化による労力の軽減と、機械学習等による最適化で品質を安定化をする方向を考えています。